ロシアとインドに住んでみた

モスクワの僻地駐妻(へきちちゅうづま)生活記

モスクワでチョウザメを釣りに行こう!

 

プリヴェート!(こんにちは) chocolatです。
僻地駐妻(へきち ちゅうづま)やってます。
今回はモスクワ近郊でできるチョウザメ釣りを紹介します。

 

旦那がいきなりチョウザメ釣りに行くと言い出した
ええええ
そんな趣味ないじゃん

聞くと、ロシア人の友人から誘われたらしい
先方は釣りはプロ級らしく問題ないとのこと

でモスクワ郊外の釣りスポットに到着

わざわざ釣りのためのコテージを借りてくれているとのことなので、
とりあえずそのコテージに集合

大量のご馳走が・・・

コテージに入ると、すでにご馳走が用意されている!
えっ???

これから釣りするんじゃないの?
先に宴会?
暗くならない?

釣りの醍醐味は
 仕掛けをセットして、
 釣りあげて
 その魚を調理して
 釣果をネタにしながら飲む
って感じかと思っていた・・・

いきなり料理があるし、
しかも釣るべきチョウザメや、サーモンまで燻製しなっているじゃん
いつ釣った魚?
サーモンなんか明らかにモスクワには生息していないし・・・

まぁ何はともあれ、釣りより先に乾杯が始まった
こーなるとロシア人の宴会は長い・・・

各自がウォトカやウイスキーなどのハードリカーを片手に
演説し、皆が同意し乾杯する
という所作の繰り返し

演説のネタも釣りとは全く関係なく
それぞれが好きなこと言って乾杯して盛り上がる・・・

そんなに騒いで魚逃げない???

で、釣りはというと、
コーディネーターと呼ばれる、
この釣り施設の従業員が
撒き餌をまいて、
仕掛けをセットして、
投げていた・・・

彼は施設の従業員で釣りのプロ

我々は、彼が釣りの準備というか大部分をやるのをチラ見しながら、
引き続き宴会

宴会開始し、小一時間したあたりで、
コーディネーターが叫んだ!
「おっ引っかかったぞ!」

その声に呼ばれ、一同宴会を休止し、釣りに参加
でもって旦那はコーディネーターの指示に従いリールを引く

全てはコーディネーターの指示のもと

すると大きなチョウザメが見事に釣れた!
やった!
すごいじゃんウチの旦那!!!

想像してたより大きすぎ

ん?
これって釣りなの?

一通り記念撮影なんかをして、
再び宴会再開
演説→乾杯→少し落ち着いて飲む→演説
の無限ループ

旦那が釣った魚も焼いてくれて食卓に並び、
少しは釣りっぽい雰囲気になってきた

釣ったチョウザメ 少し生臭さがあるけどおいしい白身魚 醤油と大根おろしが欲しい・・・

すると、またコーディネーターからヒットの声が
で交代交代に誰かが釣りあげる

そんなかんやで結局私たち日本人が2回ずつ釣り上げたところで、
釣りは終了
引き続き宴会となった

併設の魚屋では、
釣ったチョウザメが売られていた

釣りをしに来たんだか、
宴会をしに来たんだか
ちょっとわからなかったけど、
まー無事釣れてよかったよかった

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