モスクワのレストラン(18) バスク料理 エリ・アサドル Эль Асадор
プリヴェート！（こんにちは） chocolatです。
僻地駐在妻（へきち ちゅうざいづま）やってます。
今回はモスクワでも珍しいバスク料理のエリ・アサドルを紹介します。
エリ・アサドル
世界有数の美食の地、バスク地方の料理が食べられる店がモスクワにも
あるってことで早速行ってきたよ
バスクっていえば、スペインとフランスの北部の国境地帯で、
独自の民族と食文化・言語があって、
なにより美食の街として近頃大注目されてるよね
海バスク・山バスクの言葉があるように、
沿岸の魚介料理と、内陸のジビエ料理が混じって、
さらにスペインのバル文化も入ってきて、世界一の美食かもね
でこのエリ・アサドルは、かなり真面目に取り組んでいるバスク料理
下手なスペイン料理にありがちなパスタなんかはもちろんないし、
スペイン料理パエリアすらおいてない
シードル
まず乾杯はバスク名物のシードルで
バスク地方のシードルも色々あって、
9種類のシードルを一口ずつ試せる利き酒セット(？)みたいなのもあるよ
まずこれで試して、美味しかったやつをリピートがいーね
そういえばバスクではシードルとチャコリは高い位置からそそんだったよよね
ピンチョス盛り合わせ
冷前菜はピンチョスの盛り合わせ Тарелка пинчосё（英Pintxos Plate）はおススメ
5種類の前菜がそれぞれ食べられるんで、一人一皿で頼んでもいいよ
チルトラ風ソーセージ
温前菜はオムレツやクロケットも美味しいけど、
ぜひ食べて欲しいのはチルトラ風ソーセージ Колбаски Чисторра(英Txistorra Sausages)かな
凝縮されたソーセージで酒がススム！ ススム！
エンパナーダ
もう一つ絶対に食べて欲しい前菜がエンパナーダ Эмпанадас（英Empanadas）
スペインやポルトガル発祥のパイで中身はラムまたはチョリソー・チーズの２種類から選択可能
その日の気分で頼んでね
この手のパイ関係はロシア人はチェブレクで慣れているので調理はお手のものだね
手長エビのグリル
メインは肉も美味しかったけど、手長エビのグリル Лангустины на гриле (英Lantostines)かな
海老をシンプルに調理していて、一人で5匹食べたいくらいに美味しい
パンを頼んで、残ったソースに浸して食べるとこれがまた美味しい
タラのビスケー風
海老がおススメだけど、魚料理も食べたいときは
タラのビスケー風 Бакапао по-Бийскайски（英Bacalao in Biscay style）
トマトベースの野菜のグリルの上に、タラのグリルを乗せて
ポテトチップスと卵焼きが乗った料理
卵焼きやポテトチップスってところが遊び心があるね
ちなみにバカラオはスペイン語でタラ、ビスケーはバスク地方のビスケー湾のことだよー
ウサギのグリル
釜があるんでグリルも得意な店
今回はウサギのグリル Кролик по-риохански（英Rabbit a la Riojana）を頼んでみた
ウサギなんでちょと淡泊ではあるけど、独特の風味はあるね
子ヤギなんかもチャレンジしてみたいな
無難なとこでは、牛頬や鴨のコンフィなんかもあるよ
ワイン
ワインはスペインワインがかなりの種類があるし、
リーズナブルなものから1本2万Rub（約３万円）以上の高級なのまでラインナップしているから
用途に合わせてお好きなのをどうぞ
週末は生演奏もあって雰囲気でるね
ホント貴重な店
店情報
- 店名：エリ・アサドル Эль Асадор
- 住所：ул. Большая Ордынка, 45/8, Москва, 115184
- 住所(英)：Ulitsa Bol’shaya Ordynka, 45/8, Moscow, 115184
- 電話：+74959531564
- HP:http://www.asador.ru/(外部リンク)
※情報やレートは公開時(2021年11月)のものです。
