ロシアとインドに住んでみた

モスクワの僻地駐妻(へきちちゅうづま)生活記

モスクワのレストラン(36) ロシア料理 ウバット Uhvat

プリヴェート!(こんにちは) chocolatです。
僻地駐在妻(へきち ちゅうづま)やってます!
今回は創作が楽しいロシア料理なウバットを紹介します。 

 

ウバット

モスクワでロシア料理を食べようと思うと、カフェ・プーシキンドクトル・ジバゴのような
高級で伝統的な雰囲気の店か、ファミレス的な店かの2択になってしまうんだけど、
そんななか、このウバットはモダンでポップな新しいタイプで貴重なロシアレストラン

工場か倉庫の跡地と思われる建物は、高い天井からモダンな照明が釣る下げられていて
なんかオシャレ

週末は生演奏があるんだけど、ロシアのカントリーソングではなく、
普通のアメリカンポップスを歌ってるし、ロシアレストランのイメージを壊す存在

でもって料理は創作料理なんだけど、ロシア料理の伝統をきちんと生かしている

一見フレンチのような料理でも、ロシア人が食べても「これはロシア料理だ!」って思うレシピで調理している

店のコンセプトはロシアの伝統的な煮込み技術や製パン技術を徹底的に研究し、忘れられていた調理法を復活させ新しいユニークな価値を作る店だって
でもホントそんな感じだよ

パンなんかも鉄なべの中にバターを溶かして真ん中にろうそくを置いて提供してくれる
ろうそくの熱で溶けたバターをパンにつけながら食べる
特に変わった調理法ではないんだけどパフォーマンスが気がきいてるね

パンもオシャレ

おススメのメニューを書くけど、これ以外もぜひ色々試してほしいな

英語メニューがあるんで英語で併記するよ

チョウザメの煮込みロール Stewed sterlet roll

これはペリメニ書いてあるRussian dumplingsの欄にあるんだけど、
いきなり度肝を抜く料理

チョウザメをトマトと海藻をジュレにして固めた料理
しかも形が円になっていて、別盛りで多めのキャビアが入ったサワークリームが添えてある

フォークナイフで一口大に切って、
スプーンに乗せサワークリームキャビアを贅沢に乗せて口に運ぶよ

するっと入る食感なんだけど中には白身があるし、野菜も乗っているし
これだけ食べに来ても満足できる味だね

そもそもdumplingかどうかは怪しいんだけどね

牛タンのゼリー寄せ Tongue aspic

牛タンのゼリー寄せ

紅大根をバラのように飾った見た目も美味しい映えメニュー

ロシアの総菜屋なんかでも人気のゼリー寄せ Холодец

この店は牛タンをゼリーで豪快に固めてる

上に紅大根が乗っていてサッパリするよ

普段は大根すら食べないロシア人なのにやるじゃん!

イノシシのスコブリャンカ Skoblaynka from wild boar

イノシシ料理なんてめずらしいよね

スコブリャンカ Скоблянкаはロシアの伝統的な家庭料理

炒めたキノコにクリームやマスタードを加え、そこに肉を加えて炒めるシンプルな料理

この店の特徴はまず肉にイノシシをチョイスしていること

そしてスカブリャンカのうえに彩り豊かな野菜と、カリカリのポテトロールを飾ってること

イノシシもクリームを使うこの料理法ならそれほど臭みも気にならず食べられるね

タラのグリル マッシュポテト添え Black cod

白身魚も試してみよっと

煮込みが得意な店だけど、グリルも火加減はばっちりだね
マッシュポテトに加え、スライスされたポテトも添えてある

個人的には肉料理の方がチョイスとしてはおススメだけどさっぱり食べたい人はどうぞ

 

 

店情報

  • 店名:ウバット Uhvat
  • 住所:Рочдельская ул., 15-41, Москва, 123022
  • 住所(英):Rochdelskaya St, 15-41, Moscow, 123022
  • 電話:+7 89771255177
  • HP:http://uhvat.restaurant/ (外部リンク)

※情報やレートは公開時(2022年2月)のものです。

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