モスクワのレストラン(7) 邸宅ウズベキスタン料理 グラフ・オルロフ
プリヴェート!(こんにちは) chocolatです。
僻地駐在妻(へきち ちゅうざいづま)やってます。
私が一番好きなウズベキスタン料理グラフ・オルロフを紹介します。
コストは一人6,000Rub(約9,000円)くらいかと思います。
グラフ・オルロフ
旦那に初めて連れて行ってもらった本格ウズベキスタン料理
もともとオルロフ伯爵の邸宅だった家を利用しているとのことで、
その名前は、
ビジリ・マハーリャ&グラフ・オルロフ
Визирь Махалля & Граф Орлов
ちなみにアレクセイ・オルロフ伯爵とは、
エカチェリーナ2世の旦那で前帝のピョートル3世に対するクーデターの首謀者の一人で、
ピョートル3世殺害の実行犯
当然、その後にエカチェリーナ2世には重用され、財を築き
でもってサンクトだけでなくモスクワにまでこんな邸宅を作るほどに出世したんだよね
そんあ歴史を動かした人物の邸宅だけに、
とにかくスゴイ広い家で、客間がいくつもある作り
もちろん庭も広い
夏は庭にサマーテラスが常設されるし、
元々ある離れも使える
冬は邸宅内でくつろぎながら
雰囲気ももちろん独特で、
お金持ちの家に招かれたような錯覚を感じながら、
ゆったりソファーで楽しめるんだけど、
なによりも料理がおススメ!
必ずここではシャシュリクを食べてほしい
もちろんウズベク料理なんで、
豚はなく、牛とラムと鶏があるんだけど、
店の一押しはラム
なんせラムが苦手な私でもペロッと食べられた
シャシュリクのラムは丁寧に処理されていて
全く臭みなし
肉のと肉の間に薄く脂の層があって、
できれば脂と肉を一緒に食べてほしい
ホントおいしい
で、少し口がくどくなったら
タマネギやトマトのマリネなんかで
口をサッパリさせて更に肉をほおばる
うん
日本で食べたラムは独特の臭みがあったけど、
なんでこっちで食べるラムはこんなに新鮮なんだろ
でシャシュリクとともに必食なのが、プロフ
これもラムなんだけど
ラムの脂がたっぷりしみてホントに美味しい
なんか超高級B級グルメを食べているみたい
米一粒一粒に肉の味がする
6人以上で行く場合におススメしたいのが、
事前予約して、スペシャルプロフを作ってもらうこと
プロフも炊き立てが美味しいんだけど、
作り置きしないで、
到着に合わせて作ってくれる
まぁ、食べ盛りの男の子でも連れて行かない限り
6人くらいでは食べきれない量なんだけど、
そこは持ち帰りのサボイСабойができるんで安心してね
意外にプロフは持ち帰って、翌日チンしても美味しく食べられる!
もちろんマンティなんかもあるけど、
個人的にはサラダとプロフとシャシュリクだけでいいかなぁ
その分シャシュリクを何種類も食べる方が幸せ
まだ、美味しいウズベク料理に出会えてない人はぜひ!
店情報・メニュー
- 店名:Визирь Махалля & Граф Орлов
- 住所:2-й Михайловский Верхний пр-д, 2, Москва, Россия, 115419
- 住所(英):2nd Verkhny Mikhaylovsky Drive, 2, 115419
- 電話:+7 (495) 954-07-40
- HP:http://www.graforlov.ru/ (外部リンク)
※情報やレートは公開時(2021年10月)のものです。