ロシアとインドに住んでみた

モスクワの僻地駐妻(へきちちゅうづま)生活記

モスクワの散歩道(2) スリェーチェンスキー修道院と中央市場

 

プリヴェート!(こんにちは) chocolatです。
僻地駐在妻(へきち ちゅうざいづま)やってます。
今回はお気に入りの散歩道、スリェーチェンスキー修道院中央市場を紹介します。
全長1.1㎞、散策含めて1時間程度の散歩道です。

 

 

まず地下鉄のスリェーチェンスキー・プリヴァ―ル駅(Сруеунский Бульвар)
あたりから歩き始めるのがいいかな

コルビュジエの建築

ロシア統計委員会

もし建築に興味があるなら、、
少しだけ、アカデミア・サハラバ通りを北上して、
ロシア唯一のル・コルビュジエによる建築、
ロシア統計委員会ビルを見て行こう

ロシアでの一瞬花開いた構成主義という建築様式で作られたんだけど、
残念ながら、この建物ができたころには、
建築様式は次のスターリン・アンピールの時代になっていて、
この建物は「奇妙な足を持つエイリアン」と言われ
全く評価されなかったんだよねぇ・・・・

せっかくコルビュジエ様がソ連に来てくれたのに・・・

スリェーチェンスキー 通りの並木道

左に見える建物が保険会社「ロシア」の集合住宅

でもって、スリェーチェンスキー 通り(Сретенский Бульв)まで南下して、
右に曲がって、スリェーチェンスキー通りを西に進む

ちなみにこの通りの左側には保険会社「ロシア」の集合建築があって、
モスクワで見られる折衷様式の代表作だよ
これも建築好きなら必見

スリェーチェンスキー通りは真ん中が公園になった並木道になっている
この公園をてけてけと歩こうね

スリェーチェンスキー 修道院(Сретенский Мужской Монастырь)

しばらく行くと 左手にスリェーチェンスキー 修道院が見えてくる

1397年にヴァシーリー1世(誰?)によって設立されて、
当時は、赤の広場の近くにあったものの、
16世紀初頭に北東に移されたとか

で、その外観が秀逸で最近の修道院の人気投票でも上位入賞したらしい

スレェチェンスキー修道院 外から撮影しましょうね

この修道院、現役の修道院なので、
当然、無料で中に入れるんだよねぇ
写真は撮れないけど

そんなに大きくない修道院なので、
20分くらいで見学可能

いつ行っても敬虔な信者さんたちが参拝しているね

で、一通り修道院を見学した後は、
再び スリェーチェンスキー をさらに西へ

中央市場 ツェントラーリヌィ・リナク(Централыный рынок)

5分ほど歩くと到着しました中央市
ツェントラーリヌィ・リナク(Централыный рынок)に到着

モスクワにはリナク(рынок)と呼ばれる施設がいくつかある

リナクの意味は市場なんだけど、
市内の市場はどこも小ぎれいに改装されて、
オシャレな市場兼フードコートに変身している

で、このツェントラーリヌィ・リナクに至っては
市場機能は放棄し、完全なフードコート

中はというと、地上2階、地下1階の三層構造になっていて
どこで買ったものも、好きな席で食べられる

定番のイタリアン・バーガー・グルジアン・フォーなんかはもちろん、
結構ちゃんとした寿司や、ムール貝専門店なんかもある

もちろん、ワインショップや、食前酒アペロールを作ってくれるバーや
スイーツショップ・アイス屋もあるんで、
飲んで、食べて、別腹も満たしてと
旦那も娘も満足するね

でもこのリナクの最もおススメな使い方は、
夏のテラス!

入口前の広場がちょっとしたテラスになっていて、
眺めが最高!

景色を見ながら、
アペロール・スピリッツ片手に、
ゆっくり白夜を楽しむなんでのが
モスクワっ子のお気に入り

ぜひ、天気の良い日にトライしてみてね

地図

チースティ・プルードィ駅から
スリェーチェンスキー 修道院 を経て
ツェントラーリヌィ・リナクまでの道のり

普通に歩くと10分少々。

歩き足りない人はリナクの先の交差点を
そのまま直進しても
右折して北に行っても
引き続き綺麗な並木道が続いているヨ

付近のおススメ・レストラン

ギリシャ料理ピファゴール 
雰囲気もいいし、店員も女神風
特に平日ランチはおススメ

燻製料理:smoke BBQ
燻製と炭火焼の店
燻製ビーツのサラダがおススメ
ランチもいいけど、夜にワインやビールを飲みながらも最高

ピザ:パスタ・イ・バスタ
ポルチーニのビザがとってもいい香り
ランチはピザ半額

関連サイト

ほかのおススメの散歩道はこちら

建築がわかると散歩も楽しい → 初心者向け ロシア建築の歴史 

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