モスクワの散歩道(5) ラディソンホテルからノーヴィ・アルバート通り
プリヴェート!(こんにちは) chocolatです。
僻地駐在妻(へきち ちゅうざいづま)やってます。
今回は夜景が綺麗、ラディソンホテルとノーヴィ・アルバート通りを紹介します。
ぜひ、寒くない季節の天気の良い日の夜に歩いてみてください。
ホテルのロビーの見学を含めて1時間程度の散歩道です。
ラディソンホテル(Radison Hotel)
その中でも、ホテルとして営業していて、
容易に入ることができるのが、ラディソンホテル
もともとソ連時代はホテル・ウクライナというホテルだったものを
買い取り、3年かけて改修し、
2011年にラディソン・ロイヤル・ホテル・モスクワとしてオープンした。
都市伝説では、
最上階にプロポーズ専用の2席のみのレストランがあるという
ほかのセブンシスターズもライトアップはするんだけど、
このラディソンホテルに関しては
商業営業しているだけあって、ライトアップが派手
しかも川沿いのロケーションなんで、
川面に映る姿を見ることもできる
もちろん、宿泊者以外でもロビーエリアは入れるので、
セブンシスターズの中に気軽に入ってお茶するなんて思い出もできる
中に入って突き当りには、モスクワの模型があるんだけど、
これがかなり精巧で、
見ていて飽きないんだよねぇ
一見の価値あり!
ロシア連邦政府 ホワイトハウス(Белый дом)
ラディソンホテルを出て、
モスクワ川にかかる橋を渡ると
左手にロシア連邦政府、通称ホワイトハウスが見えてくる
スターリンの死後に、フルシチョフがスターリン建築を否定し、
新たに経済合理的で、実用的な建築様式を指示していた時代の代表作だね
うん確かにシンプル
元々ソ連時代は上下院が入った連邦議会の議事堂だったが、
ソ連崩壊後に、議会は上院・下院に分かれて別の建物に移され、
現在ホワイトハウスは政府の行政庁舎として使われている
大統領府でも国会議事堂でもないんで
まぁ言ってみれば霞が関の政府の合同庁舎みたいな存在かな
もちろん観光客は中には入れないので、写真をパシャっと
川沿いに立てば、
スターリン建築の代表作の一つラディソンホテルと
スターリンを否定したソヴィエト・スタイルの代表作・ホワイトハウスを
左右に眺めて、コントラストを楽しむことができる絶好の場所だよね
建築様式を知りたい人は → 初心者向け ロシア建築の歴史
ノーヴィ・アルバート通り (ул.Новый Арбат)
ノーヴィ(Новый)はロシア語で”新しい”
なので、新アルバート通り
平行して、元祖・アルバート通りがあり、
そちらは歩行者天国になっている
ノーヴィ・アルバートについては、
非常に通行量が多い幹線道路なんだけど、
第2環状道路サドーヴぁヤを超えたあたりから
道路に面したロッテプラザのイルミネーションが始まる
まーこれがさすが産油国っていうくらい
電気代を全く気にしない超ド派手演出
道路の反対側も競うように大型ビジョンが設置されていて
まぁまぶしい
この派手さは好き嫌いが分かれるかもしれないね
でも、東京ではいまどき見ることができない
全くエコではないイルミネーション
ぜひ一度、ふらふら散歩してみては
おススメはくれぐれも寒くない晴れた日の夜ですよ
地図
ほぼ直線の道なんで、わかりやすい
徒歩距離なら2km 26分くらい
写真を撮りたければ途中で少しモスクワ川沿いを散策してもいいね。
関連サイト
ほかのおススメの散歩道はこちら
- モスクワ大学と雀が丘
- スリェーチェンスキー修道院と中央市場
- 綺麗な池 チースティエ・プルードィとミスニツカヤ通り
- ノヴォデヴィチ女子修道院・墓地と池
- アルバート通り
- クズネスキーモスト通り
- ボリショイ劇場~ブランドストリート~ダンチェンコ劇場
- 世界遺産・コローメンスコエ
- 赤の広場~ザリャジエ公園~芸術家アパート
- 救世主キリスト聖堂
- VDNKhと宇宙飛行士記念博物館
- クリスマスイルミネーション
建築がわかると散歩も楽しい → 初心者向け ロシア建築の歴史
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